社会的居場所づくり貢献事業
横須賀市では、一般就労が困難で生活に困窮する「引きこもり」の方々に対し、平成25年度からさまざまな事業所に協力を呼び掛けて、“試行的に”「ノルマのない就労体験事業」を実施してきました。
「引きこもり」の方々を受け入れる事業者の協力により、これまで、この事業に参加した複数の方が、社会との絆を取り戻し、正規雇用されるまでに回復してきました。
平成27年年4月1日に「生活困窮者自立支援法」が施行され、社会的居場所づくり貢献事業は、正式に法定事業となりました。
一方、こうした事業所の協力に対し、行政からの補助は一切行われません。
受け入れている事業所からは、就労体験に参加する方々に“社会的な居場所”はもとより、“少額の謝金”、“昼食”などを提供していますが、その全てが、事業所の“善意”で行われています。
「社会的居場所づくり貢献事業所」への登録
今般、こうした協力事業所の“社会貢献”という善意に報い、同時に、広く本事業の周知を図って、引きこもりの方々の社会復帰を促進する観点から、協力事業所に対し「社会的居場所づくり貢献事業所」としての「登録証」が交付されます。
社会福祉法人湘南アフタケア協会は、横須賀市の理念に賛同し、社会的居場所づくり貢献事業に参加しています。
平成28年3月9日付で「社会的居場所づくり貢献事業所」に登録されました。